腎臓の数値が少し低い――一度のeGFRで、どこまで分かる?
健診の結果に「腎機能が低め」と書かれると、もう元には戻らないのかと心配になります。でも、一つの数字をそのまま腎臓の残量と読む前に、確かめたいことがあります。過去の採血、尿検査、採血前後の体調。次の相談に必要な情報を、順番に整理します。
総合診療医DIO
2026.10.16
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急な体調の変化は健診の再検査を待たない
急な強い息苦しさ、胸の強い痛み、呼びかけへの反応がおかしいなどの症状があるときは、健診結果の解説を読み進めるより先に、119番など緊急の対応を優先してください。腎臓の問題かどうかを自分で確かめてから連絡する必要はありません。[1]
尿がいつもより急に少なくなった、むくみが強くなった、嘔吐が続いて飲めないといった変化も、次の健診まで様子を見る話とは分けます。急性腎障害では短い期間に腎臓の働きが落ちることがあり、尿が出ている場合もあります。症状や変化を医療機関へ伝え、受診の緊急度を相談してください。[2][3] SGLT2阻害薬を服用中で、嘔吐、腹痛、息苦しさ、強いだるさなどがある場合も、血糖値が高くないから大丈夫とは判断せず、速やかに医療機関へ相談してください。脱水やケトアシドーシスなどの可能性があります。飲めない・食べられない日や手術時の薬の対応は、あらかじめ処方元と確認します。[10][12]